ロアカーのマダガスカル産ブルボンバニラ

私たちはマダガスカルの小規模農家とともに、彼らが適正な価格を受け取れるように努力しています。

ロアカーのマダガスカル産ブルボンバニラ

ロアカーの持続可能な「マダガスカル産ブルボンバニラ」プログラム

ロアカーでは、マダガスカル産の高品質で貴重なブルボンバニラビーンズを使用しています。現在、私たちはバニラの大半を2つのサプライヤーから調達しています。いずれも小規模農家の協同組合を支援し、研修や農学教育を行うことで、持続可能なバニラ栽培に取り組んでいます。また、2019年にはマダガスカル北部のサバ地方で自社栽培プログラムを開始しました。マロフォトラ、マロフィナトラ、アンドラナランゴザの3つの村で、私たちは農家と直接取引をしています。これは、私たちにとってサプライチェーンの透明性を完全に確保し高品質のバニラの調達を保証できることを意味します。しかし、マダガスカルにおける私たちのコミットメントは、単なるビジネス関係をはるかに超えています。

 

現地のコミュニティ

- 新たなバニラ農園への投資のほか、私たちはこの地域に井戸や衛生施設を提供してきました。
- ADES(Association pour le Développment de l'Energie Solaire Suisse-Madagascar)との協力により、私たちは3つの村の約700世帯に太陽熱ストーブを設置しました。これにより、大量の薪や炭を節約することができ、気候や生物多様性、人々の健康を守り、貧困撲滅に大きく貢献しています。
- 環境保護や熱帯雨林の保全に関する研修が、この地域の住民を対象に行われています。また、河川の清掃やゴミ拾いなど、環境に配慮した行動には報酬が与えられ、特に女性はこの方法で副収入を得ることができます。

ロアカーのコミットメント

2021年は、私たちが使うバニラの約10%をこのマダガスカルの持続可能なプログラムから調達しました。2030年までに、私たちのニーズの100%がこのプログラムによって調達されるでしょう。

【バニラの自社生産】
マダガスカルの東海岸に位置するマナンジャリで、ロアカーはバニラの自社生産に乗り出しています。私たちは、必要なインフラの拡張と建設のため、同地に約5ヘクタールの土地を購入しました。この新しい事業の目的は、自社でのバニラ生産を確立することであり、数年後にはロアカーのバニラ需要全体をカバーできる予定です。そうすることで、住民の安定した雇用も創出します。